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付き添いライフ

ママの生活も快適にしたい


●こどもの入院だけど・・・
 確かに入院しているのは子どもで、付き添い者は病気じゃないんですが、付き添いだってできるだけ入院環境をよくすることはしてもいいことだと思いますよ。多くの病院でママの付き添いが必要であり、パパじゃ代わりにならないし、簡易ベッド生活が長く続くと体も辛くなってきます。ストレスもたまります。実はなかなか微妙な人間関係もあります。
●付き添いの食事
 付き添いライフの快適さをもっとも左右させるのは、食事。また、入院中の出費では、食事代が結構かさみます。
 付き添いのための食事が提供される病院もありますが、そうではないところもあります。病院の周りにコンビニなどのお店がある場合もありますが、ない場合もあります。こういう病院を経験したことが私はありますが、毎日サトウのご飯とインスタント味噌汁で暮らしました。
 食事は質素でも、いろんなパターンを使うことで快適さを得られますよ。
●寝る
 病室のベッドは、もちろん患者である子どものためのものです。付き添い者は、そのベッドのわきの簡易ベッドなどで寝ることになります。布団の貸し出し(一日300円程度)がある場合もあります。
 簡易ベッドにもいろいろ種類がありまして、サマーベッドタイプのものや、荷物入れを変形させるものなどがありますが、共通点は十分な睡眠を得られることを保証されていないこと…睡眠不足に陥りがちです。
 こどもが小さいとかの場合によっては子どもの寝ているベッドに一緒に寝ることができることもあるでしょう。ただし、夜中にも看護士の巡回がありますのであしからず。
ベッドの一例
●お洗濯
 ドラマによく出てくる病院の屋上には洗濯物がヒラヒラと揺れている。病院の屋上に洗濯機や乾燥機、物干しがある場合もあります。
 洗濯機や乾燥機は、コインランドリー式になっており、200円とか100円玉で入れないといけない場合もあります。小銭は用意しておいた方が安心です。しかしコインランドリー式の洗濯機ってなぜかきれいにならない。なぜ?
 赤ん坊の服の場合、量がたいへん少ないので私は洗濯板を持ち込み手で洗っていましたが、脱水が難しく乾くのにずいぶん時間がかかりました。
 病院や看護士によっては、病室で洗濯物を干すことを禁止する場合もあります。怒られるのは面白くないから、気をつけてね。
●お風呂
 病院の設備は付き添いのためにあるものではないので、お風呂も患者のものであり付き添いには使わせてもらえないこともあります。が、時間を区切ってお風呂を使える病院もあります。
 順番を決めて10〜15分ほどの時間で入ることになります。湯船もありますが、時間的にはシャワーしか使えない場合が多いかと思われます。もちろん、洗濯をする時間はないのでは?
 ある病院では、付き添いには使わせてもらえなかったお風呂が、要望により使えるようになったことがありました。要望を積み重ねていくことは、お風呂に限らずこれからの入院環境をよくすることにつながるでしょう。
●カーテンのジレンマ
 プライバシーを守りたいけど、開放された空間にいたい。病室のカーテンはジレンマを感じることでしょう。
 ベッドごとに擬似個室空間を作れるカーテンがついています。音はさえぎれませんが、視線くらいならさえぎることができますので、着替えや処置の時にはカーテンを閉めて行うことができます。でも、普通のときはカーテンはどうしておくか。性格にもよりますが、目いっぱい開け放つ人もいれば、通路側だけ開けて隣のベッドとの間は閉めておく方もいます。お掃除のおばちゃんや看護士さんが開けてしまうこともあります。
 あなたなら開ける?閉める?
●テレビもいいけど
 ベッド一つにつき、補助イス、テレビ台、テレビがセットになっている場合が多いようです。なぜテレビなのかよくわかりませんが、病室でテレビを見ることはできます。ただし、有料である場合が多いようです。ある病院の場合、1000円でプリペイドカードを購入し、テレビにそれを入れて見るのですが、約10時間程度しか見られません。またビデオは見ることができません。
 子供がビデオを見たがる場合もあるので、自宅からテレビデオを持ち込む方までいるようです。これの電気代を徴収される場合もあります。
 ところで、私はラジオフリークでして、自宅にいるときもラジオをよく聞きます。ラジオだと荷物も少なくお金もかからず結構楽しめますよ(こどもはあんまり楽しめませんが)。病院からラジオで投稿し5000円をゲットしたこともあります!
 雑誌や本もたくさん読む時間はあるでしょう。

    1/16/2001